ATPツアーファイナルのルールは?ポイント方式やテニスランキングも

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テニスのトッププロは年間を通して多くのトーナメントに出場してポイント(と賞金)を稼ぎ、世界ランキングのトップを狙います。

 

これがいわゆる「ATPワールドツアー」というわけですが、その世界ツアーの最終戦となるのが

 

『ATPワールドツアー・ファイナルズ』

 

です。

 

この大会はワールツアーの最後締めくくる最後の大会なのですが

 

年間ツアー中の中で最も出場選手の少ない大会

 

でもあります。

 

最後なんだからグランドスラム(四大大会)並に、ドカーンと派手にやればいいのに!

 

とか思いますが、実はそこには理由があります。

 

そこでATPワールドツアー・ファイナルズの対戦方式(ルール)をまとめて、その理由を紹介します。

 

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ATPワールドツアーファイナルズへの出場資格は?

 

ATPワールドツアーファイナルズに出場できる選手の枠ですが、この大会はなんとわずかに8名のみしか参加資格がありません(ダブルスは8組のみ)。

 

なぜツアーの最終戦なのに、なぜそんなに出場選手が少ないのか?

 

と言えば、それは

 

1年間のワールドツアー全体の決勝戦ですから!

 

といっても過言ではないと思います。というのは、

 

出場資格を得られる選手が、その年の世界ランキングでトップ8入りした選手のみ

 

だからなんですね。

 

ただし、この大会独自の特別ルールが1つだけあります。それは

 

グランドスラム(4大大会)で優勝したのに、世界ランキングトップ8に入れなかった選手(そして20位以内には入っている選手)

 

そんな選手がいた場合に限り、その選手は特別に8位の選手と入れ替えで出場できるルールです。

 

つまり、この場合だけはランキング8位だった選手は逆に出場できなくなるという特別ルールです。

 

とはいえ、そういうケースは少ないので基本はトップ8による最終決戦となります。

 

というわけで、これでATPワールドツアー・ファイナルズの出場選手8名が確定します。

 

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ワールドツアー最終戦の対戦方式は?

 

ATPワールドツアーファイナルズの対戦方式は、まず通常のドロー(トーナメント)方式ではないです。

 

テニスの大会は本戦前に必ずドロー・セレモニーがあり、64名か128名のドロー(トーナメント表)方式で対戦となりますが、

 

ワールドツアー最終戦の場合は『一言でいえない対戦方式』が採用されています。

 

強いて言えばリーグ・トーナメント方式?ですが、リーグ戦とトーナメント戦の2つのステップで勝者を決めます。

 

【ATPワールドツアー・ファイナルの対戦方法】

 

ステップ1)Aチーム、Bチームに4名づつ分かれてリーグ戦

予選リーグみたい形ですね。各リーグで上位2名が決勝トーナメントに進出します。

 

上位2名の決定方法は勝利した試合が多い選手で決まりますが、もし同じ勝利数だった場合は次の条件を1から順に適用して勝利選手を決めていきます。

 

【リーグ戦の上位選手の選出条件】

1)勝った試合の多い選手

2)プレイしたマッチ数の多い選手

意外(?)ですが、例えば、2-1(勝-負)のスコアと2-0のスコアでは、前者の方が上となります。また1-2のスコアと1-0のスコアでは、前者が上となります。

 

3)直接対決で勝っている選手(2選手だけが並んだ場合)

4)3選手が並んだ場合は、、、ここはルールが複雑(書くと長くなってしまう)のですみませんが割愛します(ただここまでモツれるケースは少ないかと。。)。

 

ステップ2)リーグ戦を勝ち上がった4名によるトーナメント戦

こちらは決勝トーナメントみたいな形です。トーナメントの組み合わせは、「Aチーム1位 vs Bチーム2位」「Bチーム1位 vs Aチーム2位」となります。

 

順当に勝ち上がるとトーナメント決勝で各リーグのトップ対戦が見れるという仕組みですね。

 

ワールドツアー最終戦で獲得できるポイントは?

 

ATPワールドツアーファイナルズは対戦方式が特殊なら、獲得できるポイントも若干特殊です。

 

【ワールドツアー最終決戦の獲得ポイント】

 

1)リーグ戦のポイント

1勝すると200ポイント

 

2)トーナメント戦のポイント

優勝 500ポイント

準優勝 400ポイント

 

これだけだとポイントが多いのか少ないのかちょっとわかりにくいですが、優勝すると1000ポイント以上獲得できますので、位置的には

 

グランドスラムより少ないけど、ATP1000の大会よりは多い大会

 

もっと平たくいえばグランドスラムの次に多くのポイントを稼げる大会です。

 

では優勝するとどのくらいのポイントになるのか見てみてみます。

 

まず、この大会では優勝するまでに何試合あるかというと

 

リーグ戦で3戦、トーナメント戦で2戦、合わせて5戦です。

 

つまり5連勝すれば文句なしの全勝優勝で、1500ポイント獲得です(ちなみに2014年のジョコビッチ選手がこのパターン)。

 

そして去年(2014年)準優勝だったフェデラー選手も獲得ポイントは1000ポイントでしたが、その内容は

 

リーグ戦 600ポイント(3勝)+ 準優勝 400ポイント = 1000ポイント

 

です。

 

実はこの大会、準優勝でも1000ポイントです。つまり、ATP1000の大会の優勝ポイントと同じポイントを獲得できるというわけなんですね。

 

ATPワールドツアーファイナルズのルールまとめ

 

テニスのワールドツアー最終戦となるATPワールドツアーファイナルズは、少し特殊なルールです。

 

まずそのシーズンの世界ランキング・トップ8にしか出場資格がありません(1つ例外となる特殊ルールはありますが)。

 

これは逆にいうと

 

トップ8だけによる、ガチンコ勝負の最終トーナメント戦と言ってもよいかと思います。

 

対戦方式はリーグ戦+トーナメント戦で、5勝すると全勝優勝となります。

 

獲得ポイントは、全勝すると1500ポイントですが、リーグ戦を2位で通過して決勝トーナメントで優勝すると1300ポイントになったりと

 

獲得ポイントは勝ち方で多少変わってきますが、それでもグランドスラムに次ぐ獲得ポイントの高さです。

 

そして、この大会のランキング・ポイントは、当然ながら出場できる8名しか獲得できません。

 

 

そして、この大会で獲得したポイントは18の大会合計とは別にランキング・ポイントに加算されます。

 

テニスのランキングポイントは、(細かいことは省きますが)、18の大会で獲得したポイントの合計点です。

 

19以上の大会でポイントを稼いでも、ランキングポイントに反映されるのは、18大会分のみです。

 

しかし、ワールドツアー・ファイナルのポイントだけは、それとは別にランキング・ポイントへ加算できます。

 

つまり

 

通常のプロのランキング・ポイントは、18の大会で獲得したポイント合計。

 

でも、

 

ワールドツアー・ファイナルへ出場した選手のランキング・ポイントは

 

18の大会のポイント合計+ワールドツアー・ファイナルで獲得したポイントの合計。

 

となります。

 

それはずるい!とか

 

それは面白い!とか

 

色々あると思いますが、これはテニスのワールドツアー独特なルールですね。

 

そう考えると、この大会は強者だけのボーナスステージみたいな大会という感じもします。

 

そして今年(2015年)も錦織圭選手が、ワールドツアー・ファイナルへ出場が決まりました。

 

錦織圭選手の活躍には注目&期待ですね。


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4 Responses to “ATPツアーファイナルのルールは?ポイント方式やテニスランキングも”

  1. […] (ワールドツアー・ファイナルの特別ルールについてはこちらから) […]

  2. 岡隆次郎 より:

    aTPリーグ戦で二位が並んだ場合どう決めるか?

    • terry より:

      リーグ戦で上位選手の勝率が並んだ場合の勝利条件を追記しました。
      (ただ完璧でなくてちょっとアレですが)

  3. […] ・ATPワールドツアー・ファイナルズの特殊なルールとは? […]

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