錦織圭はメンタルが弱い?戦績データや成績では真逆の結果に

keibarcenews

 

2015年も錦織圭選手の活躍は凄まじく、大会に出場する度に日本中が沸き立っていますね。

 

かくいう私も錦織選手の試合は気になって毎度追いかけてる派ですが、錦織選手のメンタルについて面白いデータがあったので紹介します。

 

錦織圭選手は昨年(2014年)のUSオープン後に

 

「もう勝てない相手はいないと思う」という

 

謙遜さが美徳とされる日本人からすると少し自信過剰過ぎ?とも取れる自信に満ちた発言でかなりの話題となりました。

 

ただこれは錦織選手がUSオープンで準優勝を取って、いい気になって発言した、というわけではなく、

 

「メンタルで強くならなければいけない」

 

という思いから自分に刷り込むために出た言葉でした。

 

錦織選手はもともと控えめな選手でメンタル面で強いとは言えないということに、コーチであるマイケル・チャンは気が付き、錦織選手のメンタル面を徹底的に強化をした結果、今の実力に上がったと言われています。

 

ですので錦織選手は自身のメンタル面の弱さの裏返しで、自信に満ちた言葉、自分を信じる言葉を、自分自身に語っているということだと思うのですが

 

錦織選手のメンタルに関係する試合のデータを眺めていると

 

「いやいや、ちょっと待って下さいよ」的な

 

面白い結果が出てくるのでまとめました。

 

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錦織圭のメンタルを数字で計ってみると?

 

テニスの試合を見ているとファーストサーブの確率が何パーセントに落ちてきたとか、上がってきたとか、よく解説されていますが、テニスの試合では結構細かいデータまできっちりと記録されています。

 

そこで

 

「錦織選手ってそんなにメンタルの弱さを気にしてるんだー」

 

と思いながら、錦織選手の過去の戦歴データを眺めてみると

 

錦織選手はメンタルが弱いどころか、むしろ最強に近い数字が出てますけど!?

 

とびっくりしたので錦織選手がメンタル弱くないデータを見てみます。

 

【錦織のメンタル全然弱くない その1】

「第1セットを取られても勝てる選手」

 

メンタルの強さの見る1つの指標は「ファーストセットを取られても勝てる強さ」です。

 

戦歴データを見るとわかるのですが、テニスのトップランカーは

 

「ファーストセットを取ると尋常ではない強さを発揮します」

 

尋常じゃないってどのくらい強いのか、ファーストセットを取った時の勝率ランキングを見てみます。

(5月30日から過去1年のデータを元にしたランキングです)

 

【第1セットで勝った後の勝率ランキング】

1位…マレー 勝率98.3%(58勝1敗)

2位…ジョコビッチ 勝率97.2%(69勝2敗)

3位…ディミトロフ 勝率96.9%(31勝1敗)

4位…錦織圭 勝率95.7%(44勝2敗)

 

これには改めて驚きなのですが

 

トップランカーがファーストセットを取ったら、その試合で負けることはまずありません

 

それくらいファーストセットを取ったトップランカーは強いのです。

 

確かに先日のイタリア国際で錦織選手がジョコビッチ選手に負けた時も、ファーストセットはジョコビッチ選手が取りました

 

錦織選手も同様にファーストセットを取ればほぼ勝つという結果がでてますが、過去1年でそれでも2敗してますね。この2敗の相手は実はライバルのラオニッチ選手です。ラオニッチ選手はやはり侮れません!(これは余談ですが!)

 

さて、そうなると逆に目立ってくるのが「ファーストセットを取られてるのに勝てる選手」となります。

 

恐らくファーストセットを取られた方は、ファーストセットの負けを精神的に引きずってしまい、相手の勢いに飲まれて負けてしまうのだと思われます。

 

そのような精神的にプレッシャーのかかった状況なのに勝てる選手のランキングはこうなります。

 

【第1セットで負けた後の勝率ランキング】

1位…フェデラー 勝率 52.9% (9勝8敗)

2位…錦織圭 勝率50%(14勝14敗)

3位…フェレール 勝率46.2%(12勝14敗)

 

なんと錦織選手はフェデラー選手に次いで第2位なのです。

 

つまり圧倒的に相手が有利の状況(相手がファーストセットを取った状況)からでも勝ちに持っていけるというプレッシャーに強い(メンタルの強い)選手だと言えるデータなのでした。

 

 

【錦織のメンタル全然弱くない その2】

「ここぞという時の決定力がある選手」

 

どんなスポーツでも決定力がないと強くなれませんが、ここでの決定力とは「ディサイディングセット(DecidingSet)を取れるかどうか」です。

 

つまり「接戦で最終セットにもつれ込んだ時に勝てるかどうか?」ですね。グランドスラムであれば第5セット、それ以外の大会であれば第3セットで勝てるかどうかです。

 

ここでも凄い結果が出たので同様に過去1年のデータからランキングを見てみます。

 

【ディサイディングセット・ランキング(過去1年間)】

1位…ジョコビッチ 勝率 94.1% (16勝1敗)

2位…錦織圭 勝率87.5%(21勝3敗)

3位…マレー 勝率83.3%(15勝3敗)

 

錦織選手は、なんとジョコビッチ選手に次いでここでも2位なのです。

 

最終セットは当然ながら相当なプレッシャーがかかるゲームです。

 

それこそ1球1球がいやでも緊張してしまうと思いますし、1つのミスでもゲームが決まってしまいかねないという状況です。

 

そんな状況でも錦織選手は何とか勝っている、とかじゃなくてバキバキと勝ちまくってるじゃないですか!というデータなのでした。

 

最後にもうひとつ。

 

上記のディサイディングセットは過去1年の期間で見ましたが、期間を拡大してプロになってからの全試合で見たランキングも紹介します。

 

【ディサイディングセット・ランキング(キャリア全体)】

1位…錦織圭 勝率79.2%(76勝20敗)

2位…ジョコビッチ 勝率 74.2% (138勝48敗)

3位…マレー 勝率69.4%(120勝53敗)

 

錦織選手、プレッシャーが思いっきりかかる試合でジョコビッチを抜いて、勝率ナンバーワンです。はい。

 

錦織選手もマイケル・チャンコーチのメンタル強化について

 

「彼(コーチ)にはメンタル面でもたくさんのアドバイスや助けをもらって、それで強くなっていると感じる」

 

とコメントしていましたが、データで見る限り、メンタル強化どころかトップクラスの強さになっていました。こういう所も錦織選手の強さを支えるポイントですね。

 

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 錦織圭のメンタルの強さまとめ

 

錦織選手は「メンタルを強くしなければいけない」ということで、昨年は自信過剰ともとれる発言で話題となりました。

 

メンタルをやけに気にしているので、試合のデータを見てみたところ「錦織選手のメンタルは現時点でかなり強い」ということがわかりました。

 

もちろんメンタルは一度強くなったらずっと強い、というわけではないので日々取り組みが必要だとは思いますが

 

数字を見て錦織選手はやっぱり強いんだなあというのが改めてわかり、今年の活躍がますます楽しみになった次第です。


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