炭鉱の納屋頭とは?あさが来たのサトシのピンハネはいくらほどかも

satoshi

 

あさドラ「あさが来た」で、白岡あさの体を張った加野炭坑経営が面白くなってきましたが、納屋頭サトシ(松造)の目つきはある意味親分の治郎作より怖いと話題です。

 

どの会社にも問題児はつきものですが、やっかいなのは管理職の問題児です。

 

朝ドラ「あさが来た」に登場するサトシは炭坑夫たちの中でも納屋頭というポジションを利用して、坑夫たちの上前をピンハネして問題を起こしますが

 

そもそも納屋頭というポジションは具体的にどんな役割を持ったのでしょうか?

 

また納屋頭がピンハネできる金額はどの程度だったのでしょうか?

 

気になったので調べてみると、炭鉱社会のダークな一面が見えてきたのでまとめてみました。

 

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炭鉱社会における納屋頭とは?

 

納屋頭は、その名の通り納屋を取り仕切るボス(ヘッド)です。

 

炭鉱では坑夫たちが寝泊まりするために独身者用の大納屋と、妻帯者用の小納屋が用意されましたが、その納屋を取り仕切るのが納屋頭になります。

 

あさが来たの中では、それほど凄みが感じられないですが!?炭坑夫の方々は誠に持っておっかない方々だったようです。

 

というのは明治初期の炭鉱労働者は囚人さんがメインのお仕事だったから、なんですね。

 

ですので、白岡あさのようなケースはかなりまれで(というか相当危なくて)、男性の鉱山のオーナーでさえ坑夫たちの労務管理一切は納屋頭にお任せが普通でした。

 

激しい気性の炭坑夫を取りまとめるのが納屋頭ですので、納屋頭となる方は当然ながら炭坑夫以上におっかない方が相応しいご職業となりますし、もちろん稼ぎもよくなります。

 

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納屋頭サトシはいくらピンハネした?

 

納屋頭さんの稼ぎは、鉱山によって変わるので一概に言えないもののネットを見ると

 

納屋頭は配下の坑夫たちに払われる稼ぎのうち10%ほどの上前をハネル

 

のが大体の相場だったようです。

 

つまり配下に10人の坑夫がいれば、納屋頭は坑夫たちを働かせるだけで坑夫1人前の稼ぎが得られたことになります。

 

そして、坑夫たちの稼ぎは掘り出した石炭の量によって決まったようです。

 

ということは坑夫たちが稼げば稼ぐほど(石炭を掘り出せば掘り出すほど)納屋頭の稼ぎも良くなるわけですので、簡単に予想がつくことですが

 

納屋頭による坑夫たちへの圧力は鬼の恐ろしさとなる、わけです。

 

しかもそれだけではありません。

 

炭鉱は近くにコンビニとかスーパーはありませんので、採掘に使う道具から、手ぬぐいや酒などの生活必需品まで全て納屋頭を通して買わなければいけません

 

もちろん納屋頭さんはそこへ自分の利益を乗せるわけですので、結果として各坑夫たちから10%以上の上前をはねることになります。

 

というわけで納屋頭さんは、いかつい坑夫たちを押さえつけて仕事をさせるという点で普通の度胸では務まらないご職業ですが

 

やりこなせば身入りの良い仕事でもありました。

 

「あさが来た」で納屋頭として登場するサトシは、坑夫たちから相当ピンハネしてるという設定でしたので、恐らく相場の10%以上だと思われます。

 

『うちの納屋は税込み18%だ!』

 

とか中途半端なパーセンテージにしたらきっと計算で問題になったと思うので(いかつい方々相手ですし)

 

そう考えると、わかりやすい(すぐ計算できる)20%で上前をはねたのでは?

 

という気がします。

 

一般相場の倍なんて普通はあり得ないですが、周りの相場情報を知ることは難しかった当時ならあってもおかしくないかなと、思う次第です。

 

そうなると坑夫たち5人で納屋頭は1人前(100%)の稼ぎを得ることになります。明治初期の納屋頭は20名前後の坑夫を取りまとめるのが一般的だったようですので

 

仮に20名のチーム(納屋)だとすると納屋頭の稼ぎは400%!(坑夫4人分)となりますし、そこへさらに物販利益も入ってきますので、かなりの荒稼ぎだったのではないかと思います。

 

炭鉱の納屋頭まとめ

 

「あさが来た」で加野炭坑の納屋頭サトシが、坑夫たちからかなり上前をピンハネして問題を起こしてますが、どのくらいだったのか予想してみました。

 

明治初期の納屋頭は炭鉱オーナーと坑夫たちとの間に立ち、囚人級の方々をまとめなければならないという点で、かなり激しい職業ではありましたが、その分稼ぎは結構良かったと思われます。納屋頭の主な収入源は2つです。

 

1)配下の坑夫たちが稼ぐ金額から一定額(相場は大体10%程度)

2)配下の坑夫たちが必要な道具や生活必需品の販売益(利益率は納屋頭次第)

 

あさが来たで登場する納屋頭サトシは、相当ピンハネしていると言われていますので、少なくとも坑夫たちの総売上の10%以上(恐らく20%ほどでは?)という予想でした。

 

また物販益も相当なものだったのは思いますので、納屋頭の稼ぎは一般坑夫の数倍(数人分)というレベルだっただろうと思います。

 

そして想像に易しいですが納屋頭による坑夫たちの管理は相当厳しく、もし仮病で休もうとして(下手したら仮病じゃなくても)炭坑に入らなければ仲間内からボコボコにされるほどでした。

 

ですので納屋頭と炭坑夫との関係は、現代におけるブラック企業のようなダークな一面を持っていたりします。

 

さすがに「あさが来た」は朝ドラなので、そこまでリアルには描かれないとは思いますが(あの炭坑の舞台セットだとイマイチ調子も狂いますし!?)、逆にどこまでさらっといくかというのは注目しても面白いかなと思います。


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