宮本彰がテプラでキングジム社長となった秘話とは?経歴や名言も

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5月7日のカンブリア宮殿にキングジム社長の宮本彰さんが出演します。

 

キングジムといえば、あのキングファイルで有名な会社ですが、社長の宮本彰さんは(失礼ながら)あまり聞いた事がなかったので、ネットで少し調べてみると優しい物腰でありながら、結構熱い方です。

 

特に宮本彰さんが社長に就任される前に開発した商品「テプラ」が、今現在でもキングジムの収益の柱のひとつとなっているということなのですが、

 

テプラを開発した当時は、まだパソコンがほとんどない時代(会社の部署に1台しかないとかそんなレベル)で、圧倒的にあのキングファイルがバカ売れした時代です。

 

そんな時代に3年間も何も商品を出せない、結果も出せない、利益も出せないという開発プロジェクトを経験されていて、それでも社長に就任されたという凄いエピソードがあったのでまとめました。

 

また宮本彰社長のこれまでの経歴や、経営理念とも言える名言についても紹介します。

 

宮本彰社長のこれまでの経歴は?

 

宮本彰社長はキングジムの4代目社長となりますが、これまで経歴を見てみます。

 

【宮本彰社長の経歴】

慶応義塾大学法学部法律学科卒業

1977年 株式会社キングジム入社

1984年 常務取締役 総合企画室長 就任

1985年 電子文具開発プロジェクトリーダー

1986年 専務取締役 就任

1988年 電子文具「テプラ」発売

1992年 代表取締役社長 就任

2015年 藍綬褒章(らんじゅほうしょう)を受賞

 

入社からわずか7年で常務に、その後2年で専務、さらにその6年後に社長という素晴らしい出世街道ですね。

 

そして社長に就任した後は今年(2015年)で23年目となります。すでに社長になるまでの道のりよりも長く社長をされていることになりますので、その実力の程が伝わってきます。

 

順調そうに見える経歴なのですが、実は宮本彰さんは常務の時代に3年間全く結果を出せなかった「電子文具開発プロジェクト」のリーダーを担当されています。

 

出世を考えたら、マイナスの実績になりそうなものですが、このプロジェクトであの有名な「テプラ」が生まれ、その後大ヒットとなります。

 

 

そして「テプラ」はその後も売上を伸ばしていき、結果的に「テプラ」発売から4年後に宮本彰さんがキングジムの社長に就任することになります。

 

間違いなく社長に就任する上で評価されたと思われる「電子文具開発プロジェクト」がどういったプロジェクトだったのか紹介します。

 

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「無駄飯食らい」と言われ続けた開発プロジェクトリーダー

 

宮本彰さんはキングジムに入社してからわずか7年で常務取締役 総合企画室長に就任しましたが、その翌年1985年に「電子文具開発プロジェクト」のプロジェクトリーダーとなりました。

 

「電子文具開発プロジェクト」のメンバーは宮本さん含めて5人程。

 

当時はパソコンが普及しはじめて、コピー機等が出始めてきた時代です。

 

パソコン、FAX、コピー機のおかげでオフィスで簡単に書類を印刷できるようになりました。

 

そのためキングジムの看板商品であるファイルが売れに売れまくっていたため、

 

「この忙しい時に電子文具開発なんてやってる場合じゃないでしょうよ!宮本さん!」

 

と言われて社内ではかなり反発の強いプロジェクトだったそうです。

 

しかも、色々とアイデアを絞って電子文具の商品化を進めたものの、結果的に「3年間やって1つも商品化されたものがありません」でした。

 

ですので社内からはひたすら「無駄飯食らい」と言われ続けたそうです。

 

そんな長い大変なトンネルを抜けて、プロジェクト発足から3年目にようやく発売したのが「テプラ」でした。

 

このプロジェクトのお陰で宮本彰さんはテプラの生みの親となり、有名になったのですが、若い人はテプラと言われても「?」かも知れないですね。

 

会社で使っていれば見た事があるかも知れませんが、ファイルに貼るラベルを印字する機械です。

 

【テプラは色々なタイプが出てますが例えばこんな商品】

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今でこそ当たり前で、新入社員でもすぐに思いつきそうな地味な機械(?)ですが、当時はこれを考え出して発売するに至までに大変な産みの苦しみがあったそうです。

 

しかし結果として今でも「ファイル」と並んで収益の柱となる「テプラ」という商品を生み出すことができて、その時にリーダーとしてプロジェクトをまとめた宮本さんの経験が評価され、結果として社長就任に繋がったということでした。

 

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キングジム社長の宮本彰さんまとめ

 

ネット上で宮本彰さんのインタビューを見ると、株式会社キングジムの大きな柱は「ファイル」と「テプラ」の2つだそうです。

 

キングジム4代目社長の宮本彰さんは、テプラの生みの親で有名ですが、実はテプラ発売までには3年間も「ただ飯食らい」と言われ続けた苦しい開発プロジェクト時代がありました。

 

その時の経験がそうさせるのかはわかりませんが、宮本彰さんの名言(経営理念)には

 

「絶対に人のモノマネをしない商品をつくろう」

 

「9回三振してもいいから1回ホームランを打てるような商品開発をしよう」

 

というのがあります。

 

『失敗をしても良いから、とにかくオリジナリティ溢れる商品を作り、便利で使いやすく、お客様に支持されるものを作ることが、メーカーの生き甲斐だ』という、理念を持って会社を経営されているということでした。

 

そんな宮本彰社長は今年2015年に藍綬褒章(らんじゅほうしょう)を受賞されました。藍綬褒章は天皇が授与する栄典で、憲法で着用する場所まで指定された褒章です(ちなみに着用場所は左胸のあたりだそうです)。

 

テプラの発売からすでに20年以上経ちますが、今も熱い経営理念を持って会社経営されている宮本彰さんが、カンブリア宮殿でどういった話をされるのか楽しみです。


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