【高校野球】夏の甲子園の抽選方法とは?トーナメント表の方式も

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高校野球の夏の甲子園は、もはや「日本の夏の風物詩」と言ってもいいくらいホットなイベントですが、意外にわかりにくいのが夏の甲子園のトーナメント表です。

 

わかっている人にとっては何でもないことではありますが、慣れていないと夏の甲子園のトーナメント表は1回戦の出場校の並びからして妙に特殊、というか不公平なのでは?」と感じるかも知れません。

 

というのは夏の甲子園は高校球児が真剣勝負で日本一を決定する大会なのになぜか

 

1回戦から出場する高校と、1回戦はスキップして2回戦から出場する高校とにわかれている

 

からなんですね。

 

そこで夏の甲子園のちょっとややこしいトーナメント方式と抽選方法についてまとめました。

 

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夏の甲子園は都道府県の代表校で戦うから面白い

 

もしきちんと公平なトーナメント表を組む場合、参加する高校の数が重要です。

 

例えば公平かつ公正にトーナメント表を組むとしたら、こういうわかりやすい形になります。

 

【わかりやすい納得のトーナメント表】

tounament1

 

ただこの場合、参加校は偶数でなければいけませんし、もっと細かく公平性を保とうすると32校とか64校とか、トーナメント表を公平に作る上で非常にキリの良い数字(参加校)に合わせないといけなくなります

 

でも夏の甲子園は全国の都道府県で勝ち上がってきた代表校が戦うから面白いわけなんですよね。

 

ですのでトーナメント表に出場校を合わせるのではなく、その逆で出場校にトーナメント表を合わせています

 

夏の甲子園の出場枠は全国で49校

 

夏の甲子園は全国の予選を勝ち抜いた49校が出場できるわけですが、その内訳は47都道府県ごとに1校+2校(東京と北海道は出場校が多いので代表校が2校)で合計49校となります。

 

従って49校でトーナメント表を作ることになりますが、シード校のような要素を入れれば49校のトーナメント表は、かなり色々なパターンが作れると思います。

 

ただもうひとつ夏の甲子園で地味に重要な要素が大会の全試合日数です。

 

ただでさえ真夏の炎天下の下、才能ある高校球児たちに連投や連続試合を強いる夏の高校野球ですので、若さ溢れる高校生とはいっても試合数や試合間隔には配慮が必要です。

 

さらに甲子園球場をあまり長く高校野球で占有してしまうと、甲子園を本拠地としている阪神タイガースの皆様へご迷惑がかかってしまうという理由もありますので、全試合を消化する日数は長過ぎてもいけません。

 

そこで全試合の日数は、長過ぎず、短過ぎず、そして体力みなぎる高校球児とは言っても彼らに相応しい大会期間が求められます。

 

そうした条件を踏まえて高野連(日本高校野球連盟)と朝日新聞社が考え出したトーナメント表が現在のトーナメント表というわけです。

 

現在のトーナメント方式は、ちょっとわかりずらいかも知れませんが、文章で書くとこうなります。

 

【夏の甲子園のトーナメント方式】

1)全体の49校を34校(普通に1回戦組)と15校(最初から2回戦組)に分けます。

2)”普通に1回戦組”の34校は普通に対戦して、勝者は半分の17校に(1回戦勝者組)なります。

3)2回戦は”1回戦勝者組”の17校+”最初から2回戦組”の15校の計32校で戦います。

4)3回戦以降は普通のトーナメントです。つまり2回戦を勝ち上がった16校で戦います。

 

1回戦から戦わないといけない高校と、2回戦から参戦できる高校とは意図的に分けているので、そこは「不公平のないように抽選で決める」というのが夏の高校野球のルールなんですね。

 

ちなみに図にすると長くなってしまうのですが、トーナメント表はこんな感じになります。

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全試合抽選方式とは?

 

夏の高校野球の試合の組み合わせは「全試合抽選方式」となっているのもちょっと独特かなと思います。

 

これは対戦相手を決める時は「とにかく全部抽選で決めましょう」という方式です。

 

まず最初に1回戦組になるか2回戦組になるかという所から抽選で決めますが、

その後も1回勝ち上がる毎に抽選が行われて対戦相手が決まります。

 

1回戦に勝ったら抽選で2回戦の相手が決まり、2回戦に勝ったらまた抽選で3回戦の相手が決まる、といった具合なので、全試合抽選方式というわけですね。

 

夏の甲子園のトーナメント方式まとめ

 

夏の甲子園のトーナメント表はパッと見ややっこしいのですが、今のトーナメント表になっている理由は

 

1)出場校が全都道府県+2校で合わせて49校という中途半端な数のため

2)真面目にトーナメント表を組むと全試合を消化するまでに日数がかかり過ぎるため

 

となります。

 

またもう一つの特徴として「全試合抽選方式」というのがあります。2回戦から出場できる高校は、1回戦から戦う高校よりも1試合少なくて済むわけなので、全て抽選にして公平性を保つということと

 

特定の高校ができるだけ連戦にならないようにする工夫も含まれてます。

 

夏の高校野球は昔から「全試合抽選方式」でしたが、1995年から2012年までの8年間は別の方式を採用しています(開幕の時点で3回戦まで決めてしまう方式)。

 

理由は1995年の阪神淡路大震災で阪神甲子園球場周辺が被災したことを受けて、応援団が甲子園への来場計画を立てやすいように事前に試合日程を確定させていたためでした。

 

しかし2013年の85回大会の時に再び「全試合抽選方式」が復活します。そして、この時に準々決勝を1日で行い、準決勝の前に休養日が設けられました。

 

『休養日』は夏の高校野球史上で初めて設定されたのですが、その理由は選手の負担を減らすこと、特に3連戦という事態が発生しないようにするためでした。

 

ただ高校野球の連戦に関しては、真夏の炎天下で高校球児に残酷過ぎるとか、将来のある高校球児が甲子園で潰されるなど、最近でも色々と騒がれていますので、今後は2連戦も発生しないようなルールに変更されるかも知れません。

 

夏の甲子園は高校球児たちの憧れだと思いますが、昔と違って最近は異常気象でやけに暑いですし、将来有望な高校球児を甲子園だけで終わせないようにルールを変化させていくというのは、高校野球ファンも願うところですね。


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4 Responses to “【高校野球】夏の甲子園の抽選方法とは?トーナメント表の方式も”

  1. […] (夏の甲子園のトーナメント表がやけにわかりにくい理由と説明はこちらから) […]

  2. itotto より:

    わかりやすいまとめ

  3. アトム より:

    組み合わせへんです。
    早実毎回第一試合、対戦相手も仕組まれてます。
    優勝させるため!?

  4. […] ・夏の甲子園は「抽選方法がやけに複雑」となってしまう理由とは? […]

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