ビールを日本で初めて飲んだのは明治時代?大阪が発祥地の歴史も

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朝ドラマ「あさが来た」にビールが登場すると話題です。

 

「あさが来た」は丁度文明開化の時代なので、話が進むたびに江戸時代の様式に西洋文化が入って来るという不思議な感じがあって面白いですが

 

ついに五代才助(後に友厚)さんがビールを持ってご登場されます。

 

ということは、

 

日本で初めてのビールは明治時代の大阪だったのでしょうか?

 

ちょっと気になったのでまとめてみました。

 

ネットを見ると日本のビール発祥地は横浜とか大阪とかありますが、実は日本で初めてのビールはもっと前からあったようなので紹介します。

 

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日本の「初ビール」は実は色々ある?

 

ビール自体は相当昔(紀元前のレベル)から飲まれていましたが、日本に初めてビールが入って来たのは、実は江戸時代の暴れん坊将軍こと徳川吉宗の時代です。

 

享保9年(1724年)にオランダからの使節団が江戸へやってき時に、将軍吉宗へ献上した品々の中に「ビール」があったそうです。ということでまずは

 

1)日本で初めて飲まれたビールは吉宗将軍の時代で1724年(享保9年)のことでした。

 

ただ、日本で初めてのビール記録(?)は、もちろんこれでは終わりません。

 

1812年(江戸時代)にオランダ商館長のヘンドリック・ドゥーフさんが長崎の出島で日本で初めて自家製ビールを作ったそうです。出島にそんなものまであったとは・・・と思いますが、これにより

 

2)日本で初めて自家醸造ビールを作った外国人はオランダ人のヘンドリックさんで、将軍吉宗から88年後(1812年)となります。

 

さらに

 

1853年(江戸時代)頃、アメリから黒船に乗ってやって来たペリーさんもビールを持参したようで、それを飲ませてもらってすっかり気に入ってしまったのが川本幸民さんです。

 

川本さんと言われても、、、誰?という感じですが、川本さんのご職業は蘭学者だったそうなので、ビールを飲んでさぞや喜んだことでしょう。

 

そんな川本さんは、なんと蘭書を見ながら(?)自宅でビールを醸造しちゃったそうです。醸造は素人がやると危なかったりしますがよくやりましたね。これにより

 

3)日本人で初めてビールを自家醸造したのが川本幸民さんで、将軍吉宗から123年後(1853年)になります。

 

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本格的な日本のビール発祥地は?

 

日本のビール発祥地を調べると、良く出てくるのが「横浜」です。

 

理由は、明治3年(1870年)に米国人のウィリアム・コープランドさんが横浜・山手にビール醸造所「スプリング・バレー・ブルワリー」を作ったからです(これが後にキリンビールとなります)。

 

これまでの「初ビール」は、あくまで自家醸造でしたが、ここで初めてビールが商業ベースになります。つまり

 

4)日本で初めてビールを本格製造&販売した外国人がウィリアムさんで、当時は明治3年(1870年)、将軍吉宗から146年後となりました。

 

やっと明治に入ってきますが、ちなみにドラマ「あさが来た」で明治3年といえば

 

白岡新次郎さんと美和さんの妾騒動があったりとか、眉山惣兵衛とはつの間に子供(藍之助)が生まれたりとか、そんな時期です。

 

ですので

 

五代さんがあさたちと飲んだビールは横浜で作られたビールかな?

 

とも考えられますが、恐らくは五代さんが持って来たビールは、横浜のビールではなく、大阪のビールだと思います。

 

大阪がビール発祥の地と言える理由とは?

 

「初ビール」シリーズは意外に色々な部門?に分かれるため、大阪にもビール発祥の地と呼ばれる理由があります。

 

というのは

 

明治5年(1872年)大阪商人の渋谷庄三郎さんが堂島にビール醸造所を作り、本格的にビールの製造&販売を始めたから、なんですね。というわけで

 

5)日本で初めてビールの本格製造&販売をした『日本人』が渋谷さんで、当時は明治5年(1872年)、将軍吉宗から148年後となりました。

 

つまり

 

横浜外国人が本格的にビールの製造販売を始めた発祥地」ですが、

 

大阪日本人が本格的にビールの製造販売を始めた発祥地」となります。

 

そして五代さんが、あささんや新次郎さんたちと一緒にビールを飲んだのも明治5年ですので、きっと大阪のビール工場の出来立てビールを飲んだのはなかろうか!?と思った次第です。

 

日本で初めてのビールまとめ

 

朝ドラ「あさが来た」でビールが登場するというので、日本で初めてのビールは明治からだったのかな?と調べてみると意外にも

 

日本で初めてビールを飲んだのは1724年の暴れん坊将軍吉宗時代でした。ただ吉宗将軍自身が、当時にしては「わけのわからない飲み物であるビール」を飲んだかどうかは定かではないようです。

 

その後は長崎の出島のオランダ人や日本人の川本幸民さんが、これまた日本で初めて自家醸造のビールを造っていますが、これはあくまで個人ベースです。

 

そして明治3年に外国人として日本で初めてビールを商業ベースで本格製造&販売を始めたのがアメリカ人のウィリアムさんで、発祥地は横浜でした。

 

さらに2年後の明治5年に日本人として日本で初めてビールを商業ベースで本格製造&販売を始めたのが渋谷庄三郎さんで、発祥地は大阪となりました。

 

渋谷さんは大阪商人ですので、「あさが来た」でも渋谷さんをモデルとした大阪商人が登場するかも知れませんね。

 

「あさが来た」を見ていると、突然畳の部屋に椅子やテーブルが出てきたり、洋館が登場したり、ビールが出てきたり、と見ていてかなり不思議な違和感を感じますが、実際明治時代はそんな感じだったのでしょうね。

 

ドラマを見ながら明治時代の文化背景に少し注目してみても面白いのかなと思います。


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