あさが来たの白岡あさの髪型が変?明治時代の断髪令や散切り頭も

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ドラマ「あさが来た」で白岡あさの髪型がやけにラフ、といいますかなんか変!?と話題です。

 

外国人が日本の時代劇を初めて見たとき、まず度肝を抜かれるのがあの「髪型」です。

 

いわゆる女性の日本髪や、男性の丁髷(ちょんまげ)のことですが、逆にあのヘアースタイルに慣れている日本人としては

 

時代劇なのに、普通の髪型が登場する方が不自然!に映るので不思議です。

 

「あさが来た」の白岡あさは、九州の加野炭坑で炭坑の方々と打ち解けるため、服装や髪型を炭坑夫スタイルに変えています。

 

それはそれで良かったのですが、その後京都や大阪へ戻っても髪型が日本髪になったり、妙に崩れたおかしな髪型になったり?!髪型がコロコロ変わるので見ていてかなり気になります。

 

そこでなぜあさの髪型がコロコロ変わるのか?明治時代の髪型をまとめてみました。

 

また有名な断髪令散切り頭(ザンギリ頭)についても簡単に紹介します。

 

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明治時代に流行った髪型とは?

 

ドラマ「あさが来た」は、幕末から明治にかけての物語なので、畳の上にテーブルや椅子が置かれたり、江戸時代の日本文化に西洋文化が入るとこんなに不自然なんだ・・・と感じますが

 

あさのおじいちゃん(今井忠正)が危篤になって、今井家の家族が実家に集まった時も

 

さり気なく、あさとはつの髪型が変わっていました

 

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遠目だとちょっとわかりにくいですが、お母さん(梨江さん)の髪一本微動だにしないカッチリした日本髪に比べて、はつやあさの髪型は

 

『若干、風になびけるレベル』

 

にまで髪型が緩んで?います。

 

ドラマでは山本耕史さん演じる新選組の土方歳三が登場した(つまり江戸時代だった)のがつい先日だったという感じもありますが、今井のおじいちゃんが亡くなった時は久太郎が25歳ということで、すでに明治5年となっています。

 

明治に入ると、西洋文化の影響で日本髪(江戸時代のアノ髪型)から

 

束髪(そくはつ)

 

という新しい髪型に変わっていきます。ちなみに束髪はこんな感じです。

 

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出典:アメブロ 手鞠の温故知新「明治の束髪雛形」

 

束髪は平たく言うと日本髪を簡単にしたようなスタイルですが、三つ編みをベースにして髪を上げたり垂らしたりといった斬新なスタイルもありました。

 

あさのように活発で忙しい女性には、簡単に髪を結える束髪はうってつけの髪型だったかも知れません。

 

また、あさの実在モデルの広岡浅子さんの写真を見ると、やはり日本髪っぽいけど明らかに簡単化された髪型になっています。

 

また夫の新次郎さんのモデルとなった信五郎さんも散切り頭ですが、現代人からみるとこちらの方がいい男に見えますね。

広岡浅子さんと夫の信五郎さんの写真と簡単プロフィールはこちらから

 

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明治時代の断髪令とは?

 

明治時代は女性の髪型よりも、むしろ男子の髪型の方が劇的に変化します。

 

「あさが来た」でもいずれその日が来ると思いますが、これまで丁髷(ちょんまげ)という日本男児が世界に誇る(!?)髪型から、いわゆる散切り頭(ザンギリ頭)という普通の髪型への変化です。

 

明治維新の後は西洋文化の影響で激しく時代が変わりましたが、中でも画期的だったのが

 

「散髪脱刀令(さんぱつだっとうれい)」

 

です。通称『断髪令(だんぱつれい)』とも呼ばれるお触れですが

 

これは平たく言うと

 

男子は脱丁髷(だつ・ちょんまげ)、脱帯刀(だつ・たいとう)すべし!

 

です。

 

それまで武士階級の方々は好き嫌い関係なく腰に刀を装着し(帯刀)、頭は「ちょんまげ」いうトリッキーな髪型が一般常識でしたが、この断髪令によって

 

「刀とかちょんまげとか、もう時代遅れですから・・・もう止めていいですよ。というか止めて下さい」

 

というお触れで、明治4年に発令されています。

 

あさのおじいちゃんが亡くなる1年前から「ちょんまげとかはもう止めましょうよ・・・」という断髪令が出ていたのですが、これは最初なかなか世間に浸透しなかったようです。

 

ですので、

 

あの粋な新次郎さんでもずっと「ちょんまげキープ派」ですし

 

今井家のお父さんとか久太郎も全員「ちょんまげキープ派」

 

です。

 

つまり男連中よりも先に、あさの方が新スタイルの髪型を取り入れた、という設定のようです。

(新次郎さんとしては五代さんと同じ髪型になんて絶対になりたくなかったでしょうけど!?)

 

ちなみに、ドラマでは五代友厚さんが散切り頭の代表ですが、五代さんの髪型はかっこよ過ぎて違和感なしですね。

 

「あさが来た」の髪型まとめ

 

「あさが来た」で今井家に家族が集まった時に、あさとはつの髪型がさり気なく崩れ出してると話題です。

 

はつは農民になってしまったので、ちょっとあれですが、それでもおじいちゃんの前ではちゃんと着物を着ていますので、本来なら髪も日本髪に結ったはずです。(余談ですが、惣兵衛は農民になってもちょんまげだけは恐ろしく綺麗に決まってるという・・・)

 

あさは加野炭坑にいた時に、炭坑夫の身なりになってから髪型崩れ出しましたが、それでも今井の実家に帰れば、日本髪に結ったはずです。

 

それが、ドラマを見ていると日本髪になったり、明治の新スタイル束髪になったりと場面によって変わるので、さり気ないですが髪型についても文明開化の影響が現れてきました。

 

明治時代は早くから政府から断髪令が出ていましたので、女性よりも男性の方が先に髪型チェンジするのかな?と思っていたので、その点は意外でした。

あさとはつは着物のスタイルも嫁入り前(京都)と嫁入り後(大阪)で変わっている件はこちらから

 

とはいえ、いずれ男性陣も散切り頭にして「さっぱりぽん」になるでしょうし、周りの人たちの髪型や服装も変わってくると思いますので、そんな所もチェックするとまたひとつ面白かなと思います。


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